26年10月前後に多発しているITセキュリティ懸念事案について
ハウディ!みなさん、こんにちは。
26年10月現在、多くの企業・団体で不正アクセスによる個人情報の漏えいが多発し社会を騒がせています。ローソンもやられちまいました。
そこでIT技術職に従事しており”一般人よりは”IT技術に詳しめな伊與田流星が、どのような対策をするべきなのか、そもそも何が起きているのかを日頃よりお世話になっているみなさんに向けてご案内する記事を緊急でこしらえることにしました。
ぜひ参考にしていただければ幸いです。
※継続的に内容を追加する可能性があります。その場合は何らかのかたちでお知らせすることがあります。
※突貫で作成したので、レイアウトや文章等読みづらいかもしれませんがご容赦願います。
※社会一般平均と比較して相対的にITに詳しいとは自覚していますが、それでもまだまだ浅い知識しかありません。あくまで伊與田流星が知っている、理解していることをご紹介します。より詳しい人が身近にいる場合は、その人の説明を参考にしてください。
※分かりづらいなと感じたこと、こんなことを知りたいという意見や誤字脱字でも、あったらどんなことでもけっこうです。お気軽に意見を寄せてくださいね。
意見を送る際はこちらから! もちろん、各種SNSから個別にご連絡いただくのも大歓迎です。
※本記事は”愛あ~るからのお約束 基本的な考え”のうち「伊與田流星ならではの発想と行動の取り組み」の一環です。愛あ~るからのお約束についてはこちらからご確認いただけます。
次どの企業・団体で個人情報の漏えいが発生するかはだれにもわかりません。まずは、どのような対策をするとよいのかをご紹介します。
要点は以下の通りです。
退会する際は、登録した情報を変更してから退会する
パスワードの使いまわしを避ける(Googleパスワードマネージャーなどのツールを有効活用)
パスキーを積極的に導入(設定)する
まず初めに思いつく対策は、とにかく退会などをして情報を消すことですよね。
でも、退会手続きを進める前にちょっと待ってください!
実は規定の手順で退会手続きを行っても、企業・団体が管理しているあなたの個人情報を管理、保存しているサーバーから情報が抹消されていないことがあります。
手っ取り早く情報を抹消するためには、登録している名前や住所などを全く関係がなくて意味のないダミーのデータに書き換えることが有効です。
例えば・・・
名前:伊與田 流星 |住所:東京都日野市高幡~
と登録している情報を
名前:竹増 貞信 |住所:千葉県浦安市舞浜1-1
などに変更してしまう、という方法です。
東京ディズニーリゾートに住んでいる株式会社ローソンの社長・・・そんな都合よく社会が回っているわけがありませんよね。
つまり、これでめでたく完全に個人情報を隠蔽することができました!
なぜこんなことをするのかというと、多くの場合登録している情報を変更されたら、いままで登録されていた情報を上書き保存します。
なので、あなたの個人情報は消し去られたと考えても良いのです。
え?あるサービスでは名前の変更はさせてくれないって??
はい、薄々気づかれているかもしれませんが残念ながらそのような仕様のサービスでは諦めるしかありません。
運が悪いですね。
退会するだけでもちゃんと情報が抹消されていることを願いましょう。
そのうち、なぜこんな手順が必要なのか、もうちょっとわかりやすく書いてみますね。
どんだけアカウント所持していると思っているんだ。勘弁してくれよ、と思いますよね。
その気持ち、痛いほどわかります。
でも、やっぱり重要なことなんです。
とはいえいちいち覚えていられないよという困惑はごもっともであり、人間である以上仕方のないことです。
そんな場合に便利なのが、Googleパスワードマネージャーです。
Googleパスワードマネージャーは、いろいろなアカウント情報を、暗号化によってセキュリティの高い状態で保たれたGoogleが管理・運営するサーバーに預ける仕組みのことです。
パスワードの使いまわしを避けると、どうしても問題になるのが”パスワードを覚えきれない”という問題です。
でも、Googleパスワードマネージャーを使えば、iPhoneでもAndroidでもWindowsでも。どんな端末であったとしても、WebブラウザのGoogle Chromeが使える環境であれば利用ができてとっても便利。
しかも後述する”パスキー”にも対応しているから、あなたのアカウントのセキュリティ性をより一層向上することがかんたんに実現できます。
でもひとつ大きな注意点があります。
Googleアカウントが乗っ取られたら元も子もありません。
Googleアカウントだけは死守しましょう。Googleアカウントの回復方法には様々な方法があります。詳しくはお気軽にご相談くださいね。
パスキーに対応しているアカウント・サービスでは積極的にパスキーでの認証方法を設定しましょう。
パスキーとは、”あなた自身しか持ち得ない情報”を使って安全にログインする認証方法です。
ちょっと静かにしてください。わかっています。”あなた自身しか持ち得ない情報”ってなに?というのを聞きたいんですよね。
”あなた自身しか持ち得ない情報”とは、わかりやすいものを挙げると”生体情報”があります。
生体情報とは、あなたの指紋やみんなに愛されているあなたのお顔のことです。
スマートフォンにはすでに何年も前から指紋認証や顔認証が導入されていますよね。
まさにその指紋認証や顔認証をスマートフォンで行ってログインする認証方法なのです。
あなたに合致する指紋や顔なんて世界にあなた一人しかいませんよね。ログインするときはそんな世界に一人しかいない情報が必要となるので、悪意ある第三者があなたのメールアドレスを入手したとしても、それとセットであなたも連れてこないとログインできない危機的状況に陥るわけです。
いかがですか?”従来のパスワードよりもセキュリティの強度が高そうだ”と感じませんか?
直感が鋭いですね。パスキーを協力に推進している世界を代表するITの巨人Googleも、2023年5月3日にパスキーを導入するとともに次のように表明しました
パスワードの終わりの始まり(The beginning of the end of the password)
Googleによる当時のブログ記事はこちらよりご確認いただけます
また時間があれば内容追加、更新します。
お楽しみに
ここからは、数多あるITセキュリティに関する用語についてご説明します。
Information Technology(インフォメーション・テクノロジー)、直訳すると「情報技術」という意味です。
みなさんはいつもインターネットを利用してWebサイトを閲覧したり、ご友人の近況を確認したり、東京ディズニーリゾートでどんな食べ物を食べられるかを確認していることと思います。それは本質的になにをしているのかを表現すると、「情報を入手している」となります。
人間が他の動物と違ってここまで発展したのは、共通の「ことば」を用いて情報を正確に共有(いままさにその最中ですね!)できたからだと言われています。それほど情報とは非常に重要なものなのです。
「おめでとうございます!あなたは「かつお節1年分プレゼント」に当選されました!かつお節1年分を送る先の住所を、このメールのリンクから送信してください。」というメールが来ても「かつお節1年分プレゼント」の抽選に参加した記憶がないのであれば、絶対に住所を教えないでください。
美味しい出汁をとることすら、想像してはいけません。それが例えば鹿児島県枕崎産の美味しそうなかつお節であってもです。
なぜならそれは”フィッシングメール”だからということです。このように、ひとつも記憶にない当選メールであればわかりやすいですが、実際の手口は非常に巧妙です。実在する会社名を使って「住所の更新が必要だ」とか「あなたのアカウントが不正利用された可能性があるので大急ぎで協力してほしい。」など善人や緊急性を装ってこちらへやってくるのです。「状況は急を要する」などとスター・ツアーズと通信中のマスター・ヨーダのように言われても、英雄になったと勘違いしないでください。
企業への不正アクセスによって登録したメールアドレスが悪意ある第三者に渡れば今後フィッシング詐欺メールが増えることが予想されますから、くれぐれも引っかからないように注意してくださいね。
見分けがつかない場合の対処:
・メールに記載されているURLをタップして開くのではなく、事前にブックマーク登録したトップページなどから要求された情報を確認する
・アプリストアからインストールした正規のアプリから要求された情報を確認する
・多要素認証やパスキーなどを設定する(可能な場合)
ある朝パソコンを起動したら、昨日まで一生懸命作っていた旅行の旅程表や愛犬の写真フォルダがすべて開けなくなっており、画面いっぱいに「元に戻してほしければ、3日以内に指定のアドレスへ暗号資産を送金しろ。さもなくば全て消去する」という不穏なメッセージが表示されていたとします。
ここで「暗号資産ってどうやって買うんだろう?」「いま相場は上がっているのかな?」などと、にわか投資家のように冷静な市場調査を始めてはいけません。ましてや相手に「インボイス対応の領収書は出ますか?」などと問い合わせることすら、想像してはいけません。
つまりそれは”ランサムウェア”に感染してしまったということです。
このように、パソコンやスマートフォンの中にある大切なデータやシステムを勝手に暗号化して「人質」にとり、解除と引き換えに金銭(身代金)を要求してくる極めて悪質なプログラムのことを指します。
手口は非常に狡猾で、取引先からの請求書や宅配便の不在通知を装ったメールの添付ファイルを開かせたり、OSやアプリの弱点(脆弱性)を突いて勝手に侵入してきたりします。映画『ダイ・ハード』のテロリストのように派手にビルを占拠してくるわけではなく(それなら警備員を呼べば済みますが)、日常の業務連絡やごく普通のWebサイトの裏側に潜んで、誰にも気づかれないよう静かに忍び込んでくるのです。
しかも恐ろしいことに、言われるがまま身代金を支払ったところで、データが元通りに戻ってくる保証はどこにもありません。「お金さえ払えばきっちり暗号を解いてくれる誠実な犯罪者」など、おとぎ話の世界にも存在しないのです。さらに近年では、「お金を払わないなら盗み出した機密データをネット上にばら撒くぞ」と二重に脅迫してくる手口(ダブルエクストーション)まで横行しています。
日頃から侵入を防ぐ対策をしておくとともに、万が一の事態に備えておくことが何より重要です。
具体的な対策:
・大切なデータは定期的に別の場所(外付けHDDやネットワークから切り離したクラウドなど)へバックアップを取っておく
・OSや利用しているアプリ、セキュリティソフトを常に最新の状態にアップデートしておく(脆弱性を放置しない)
・見覚えのない送信元からのメールに添付されたファイルやURLは、安易に開かない
・万が一感染の兆候が見られた場合は、被害の拡大を防ぐために即座にネットワーク(LANケーブルやWi-Fi)を切断する
ある日、自宅のお掃除ロボットが床のゴミを勝手に片付けてくれるのは大変ありがたいものですが、ある朝突然、部屋中の家具を廊下に放り出し始めたり、引き出しのへそくりを窓から道行く通行人に配り歩き始めたらどうでしょうか。
ここで「最近の家電は断捨離の思い切りがいいな」と感心したり、「撒くのは小銭だけにしてほしいな」などと配当方針について交渉を始めてはいけません。
つまりそれは”マルウェア”に侵入され、裏で勝手に暴走させられている(あるいは最初からそうした悪意を持って送り込まれた)状態だということです。
コンピュータの世界における「ウイルス」「ワーム」「トロイの木馬」「スパイウェア」、そして身代金を要求してくる「ランサムウェア」などは、すべてこのマルウェアという大きな一族の仲間(いわば凶悪な親戚一同)です。
「画面に消せない広告を狂ったように出し続けるやつ」「キーボードで打ち込んだIDやパスワードを盗み見して外部へ送信するやつ」「他のパソコンを攻撃するための踏み台として勝手に操るやつ」など、その嫌がらせの手口は多岐にわたります。
映画に出てくるような派手なサイバー攻撃に限らず、実在する運送会社や取引先を装ったメールの添付ファイルを開かせたり、安全そうに見えるフリーソフトの裏にこっそり忍び込ませたりと、ごく普通の日常の隙を突いてやってきます。
具体的な対策:
・OSや利用しているソフトウェアを常に最新の状態にアップデートしておく(脆弱性を放置しない)
・信頼できるセキュリティ対策ソフトを導入し、定義ファイルを自動更新して最新に保つ
・見覚えのない送信元からのメールに添付されたファイルやURLは、不用意に開かない
・出所不明の怪しいWebサイトからソフトウェアやファイルをダウンロード・インストールしない